5/07/2016

InRed


InRed 6月号にKAMILiのリネンパンツを掲載いただきました。
巻頭ページのTREND EYE!

同世代が作る東京ブランドということでお声かけをいただきました。















最近、こういった特集での掲載が増えたことが本当に嬉しい。
地道に頑張ってきて良かったと思えてなりません。

デザイナーという仕事をするようになって15年くらい。
年数だけ見れば、かなり頑張ってきたなと思うのですが。

自分のことをデザイナーと思えるようになったのは最近のこと。

服飾の専門学校も出ていない、好きということだけでなんとなく始まってしまった職。
企画の仕事を始めた20代のころは若さもあり、
勢いのある会社だったのでそんなことに悩むこともなかったけれど、
30代になるとやはり壁にぶち当たる。
もっと勉強しておけば良かった、スクール通えば良かったとため息ついてみたり。
不甲斐ない自分に腹をたてることもしばしば。

後悔しても始まらない。

若いころに経験したストリートカルチャーやファッション。
いっぱい見てきたものがある!培ってきたものある!
自分にしか出せないものがきっとある。
そんな風に思い直し、スタートさせたKAMILi。
立ち上げてから、毎日本当に勉強。
一からものを造ることがこんなにも大変なんだと改めて思う日々。

ひと時も立ち止まれない。
今でも、いや以前より悩むことも増えたし大変なことも確か。

それでも突っ走れるのはKAMILiを好きでいてくれる人たちがいるということ。
その人たちがいるから、こっちももっともっと頑張ろうって思える。
デザイナーだって色々な形があっていいじゃないかと。
私は私のやり方、考え方で進めば良いのか。
そんな風に思えるようになったのはここ最近の話。
まさにアラフォーと呼ばれるここ最近。


そして、こうやって雑誌で紹介いただけるようになり、少しずつKAMILiが形になっていく。

それが本当に嬉しくて、嬉しくて。

自分たちがやってきたことが間違ってなかったんだなと思えるのです。
そして、これからも自分を信じて進んでいこうと新たな決意にもつながります。

共感してくれる人がいるって本当に心強いこと。
共感してくれる人が私をデザイナーにしてくれた。
そんな風に思うのです。

だからこそ、感謝の気持ちも込めてKAMILiを益々発展させていきたいと思います。